北欧家具と日本文化

近代では、世界的に北欧家具などの北欧デザインがブームになっていますが、それらは日本でも例外ではありません。

日本の建物も、都心の周りでは、和式な家は少なくなってきて、デザイナーズマンションなどの、お洒落な家が多くなってきましたが、それらの建物には、日本古来の家具などよりは、海外のモダンな家具があっていたりしますので、北欧家具などを欲しがる需要が増えてきているのです。

前置きが長くなってしまいましたが、スウェーデンの北欧家具の職人を養成する為の専門学校は、日本からの留学生も多くなってきているそうですが、その様な学校では、時にオリエンテーションなどの、催し物を行うそうです。

そして、どの様な事を行うかは当番制になっているので、必然的に皆が行う事になるそうですが、やはり、留学生が当番の場合は、自国の文化を披露するのですが、その様な時に日本の文化はとても好評だと言います。

意外と、日本の文化は、世界的に有名な物が多いので、剣道などを披露すると、「サムライ文化」だと大変喜ばれるそうですが、同時に日本の文化が薄れて来ている事を説明すると、残念がられるそうで、日本人が思っている以上に、世界的に日本の文化は愛されている様です。

北欧家具と轆轤

轆轤とは「ろくろ」と読みますが、壺や陶芸をつくる為に、回しながら周りを研磨して形を整えていく道具となっています(ゴーストと言う映画で使われている、有名な道具です)。

そして、この轆轤は、北欧家具を作る際にも利用する事があるのです。

一般的に、粘土などの土を使って、轆轤を回す場合は、素手で形を整えていきますが、北欧家具は材木を使う為に、鑿などの道具を使わなければなりません。

その為、素手行うよりも、繊細な力加減が要求されてくるので、薄くまで削った時に力加減を間違えると、たちまち、割れてしまったり、はじけ飛んでしまうと言います。

ですから、経験のある北欧家具の職人などは、轆轤を使い、どれくらい研磨出来るかと言う事でも測る事が出来るかもしれません。

さらに、こう言った手法で北欧家具を作る場合は、木材に水分を含んだ状態で行う事が多いのですが、完成後にはしっかりと乾燥させなければいけません。

しかし、木材とは、水分を含んだ状態と乾燥した状態では、形が変わってくるために、乾燥後の事も考えて、形作らなければならないのですが、北欧家具職人の中には、わざと歪な形に変形させる為に調整して、乾燥させる職人もいるそうです。