北欧家具と留学
北欧家具の本場と言えば、スカンジナビアのスウェーデンですが、スウェーデンにある、北欧家具職人になるための専門学校に、他国の人間が通う為には、当たり前ですが、留学しなければなりません。
例えば、日本人が、スウェーデンの専門学校に入学する為に必要な流れとしては、最低限英語は扱えなければいけませんし、まず課題の制作物を学校に送るところから始まり、それが通ればスウェーデンまで面接の為に足を運ばなければなりません(もちろん実費です)。
そして、合格できれば見事に北欧家具の専門学校に入学できるのですが、その為に、スウェーデンに入学金を送金して、さらには、留学する為にビザ申請を行わなければいけません。
それらの手続きが済み、入学の時期になって、やっと、スウェーデン生活がスタートするわけですが、北欧家具などの専門学校は、寮生活である事が多いので、日本から、スウェーデンで生活する為の物資をしっかりと送っておかないと、大変な苦労をする事になるでしょう。
学校にもよりますが、街まで車で2時間以上かかる学校なども、ざらだと言いますし、買い物に行く時は必要な物をまとめ買いする事も辺り前なので、日本にいる間に、1年間生活できる程の物資を計算して送っておく位の備えが必要だとも言えます。
木と乾燥
北欧家具を作成する為に使う木材は、時間をかけてしっかりと乾燥させてから扱うのが常識ですが、良くある学生課題では、水分を含んだ木を使い、制作物を作る事があるそうです。
家具を作る際に、木を乾燥させなければいけない理由の一つとして、水分を含んでいる時と、乾いている時で、木の形が変わってくる事が挙げられます。
制作物を作っている途中で、木の形が変わってきてしまっては、作ろうとしている形が変化するばかりか、作成物によっては、割れてしまったりもするでしょう。
ですから、その様に水分を含んでいる状態で、作成するのならば、逆に、完成するまで、水分を飛ばさない様にする工夫もあります。
そして、完成してからも、一気に水分を抜くのではなく、緩やかに水分を抜いていく工夫が必要となってきます。
北欧家具の専門学校などで、この様な事を教える意図としては、材木の性質を肌で感じる事もありますが、生徒の独創性を伸ばそうとする理由が考えられます。
ちなみに、この様な学校では、教師は、生徒の制作物について、口出しをする事は少ないのですが、それらの理由も独創性を培う為だと考えられます。